【危険】ドール沼と金銭感覚の麻痺

分析・実体験
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スーパードルフィーってご存知でしょうか?

VOLKS社の製品で、いわゆる球体関節人形というものです。
苦手な人はリアルで怖いと思います。
私も最初はびっくりしました。

自分が購入したものをここでご紹介するわけにもいかないので、
どんな外見をしているのかは公式ページをご覧ください。

40cm~60cmくらいのものが主流で、1体で10万円もしたりする代物です。

今回の記事では私がどのような段階を経て、
深みにはまってしまったのかをご紹介しつつ皆様への警告と自戒の記事にしたいと思います。

※かなり濃い趣味の世界ですので苦手な方は読まない方が良いかと思います。

スーパードルフィーとは

1998年にボークス・造形村が開発した、フィギュアと人形(ドール)を組み合わせ、メイクやポージングなどを購入者が自由にカスタマイズ可能であるウレタンキャストを使用した素材で制作されたものです。

ウレタンキャストというのは熱硬化性の樹脂素材です。
柔軟性はありませんが、陶器や石膏のような脆さはなく着せ替えやポージングに適した耐性を持っています。

販売元

株式会社ボークス

登録商標されています。

一時期はかなり偽物が出回っている話が大量にありました。
今でもフリマやオークションで手に入れたものが偽物だった!というケースを聞きます。

値段など

¥50,000~¥200,000

スタンダードモデルと限定モデルなど幅広くあります。
大きさも40cm・60cmなどいくつかバリエーションもありますし、男女のタイプ別もあります。

ドール沼とは

様々な見解がありますが、私としては

際限なくドールのためにお金を使い続ける深みにはまる

事だと思っています。

ドール沼への入り口から最終形態まで

Step1.購入する事を「お迎え」と呼びます

ドールも家族として受け入れるので、「お迎え」という呼び方をします。
ペットと一緒です。家族なんです。

Step2.ドールは仲間のドールを呼びます

1人を「お迎え」してしまうと、他にも違った顔の子や違う大きさの子が欲しくなります。
新作の子が発表されて一目ぼれをすると大変です。
あの子がほしい!!とかなり執心してしまいます。

あとは、一人っ子だと寂しいかな・・・
写真に収める時にもう一人いると華やか!など

理由はなんでもあります。

Step3.目立ちたがり屋気質が沼へと誘います

一番危険なのはヤフオク!かもしれません。

カードも使えるので、今は取り扱っていない限定のドールや
お洋服やアクセサリーなど散々買い込んでしまいます。

どうしてかというと、「うちの子かわいい!」がしたいから。

ドール仲間に見てほしいし自慢したい、という気持ちが表れてくると危険です。
まるで自分も着飾ってきれいになれたかのような錯覚にも陥りますので
平気で自分の服より高いものを購入してしまえます。

Step4.金銭感覚がマヒしてどうしようもなくなります

うまいことに4段階、起承転結となりました。

こうして徐々に金銭感覚がマヒしてくるのです。
恐ろしい事に、私が購入したものはほぼすべてが「限定」のもので
今では手に入らない仕様のものがほとんどです。

スタンダードと呼ばれる普段から販売されている量産品ではなく
数量限定のものなのでそれなりのお値段がします。

今、15万のどうしても欲しいドールが出たらカードの分割で支払っても即購入を決断してしまいますが、中古のiPhoneを購入しようとして相場をチェックしている際に5万か・・・安いなって思ってる自分に寒気がしました。

普通に考えると5万円って高い買い物ですよね・・・。

それか、5万は高い。小さいサイズの人形1つ買えるわ。

って思っちゃったりします。恐ろしい事に。

まとめとして

ドール趣味をお持ちの方は共感して頂けるかと思いますが、この世界は楽しくて癒されますよね。
まるで自分がその世界に入れていて美しいものに囲まれている気分になれます。
今ようやく客観的に見て自分が本当におかしくなっているということが自覚できるようになりました。

この記事を書きながら改めて金銭感覚の軌道修正が早急に必要だなと感じます。

ドールより安いからとホイホイカードを使ってしまうのがかなりの問題です。

全ては自分の自尊心を満たすため。

もう、おわりにしなければ。

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